老いること

6月から始まった大学の夏学期もやっと終了。みんなが「夏だー!」って叫びながら遊び呆けている間に、私は勉強の毎日。亀のように、ノロノロ歩みを進めている。やっと学期が終わったと思ったら、週末を挟んですぐに4週間のアシスタントナース(介護士)になるためのトレーニングが始まった。

研修では血圧の測り方から、患者さんの体の拭き方まで、いろんなスキルを学んでいく。赤ちゃんと違って、大きな大人を介護するって、想像以上に大変だ。体力もいるし、コミュニケーションスキルも試される。

講習では高齢者LGBTへの差別、高齢者のセックスライフ、それに伴う性病問題、そして尊厳死についてなど、様々な角度から介護について学ぶ。介護の世界には思いもよらないイシューが山のようにあるのだ。

歳をとり自分の世話ができなくなることへの虚無感、自尊心喪失など、介護はデリケートで精神的なケアが必要なのである。オムツではなく、「失禁用下着」、よだれかけではなく「衣類プロテクター」。高齢者の尊厳を傷つけないようなネーミング。

来週からは、老人ホームでの研修。毎日が驚きと発見の連続。

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