教育とサイエンス

「日本のある中学校で、教員のサングラス禁止。理由は子供が怖がるから。」朝一で読んだニュースがこれ。

ある公立中学校の保健体育教員が、屋外でサングラスをかけて授業や運動会の指導をしていたところ、生徒がその教員の風貌を「ヤクザみたい」などと怖がったらしい。保護者が、学校に苦情を申し出たところ、結果的にその学校では教員のサングラスが禁止となった。

サングラスをかけるのは、有害な紫外線から子どもの目(大人も)を守るための処置であり、もはや世界の常識になっている。もちろんここアメリカでも同じ。大人でも子供でも日差しの強い屋外では、サングラス着用が当たり前。オーストラリアでは、子供にサングラス着用を義務付けている公立学校もあるほど。先学期に私自身、解剖生理学の授業で学んだ眼球組織。眼は非常に繊細な細胞構造で、唯一、外部と接触する脳細胞でもある。それを保護するサングラスをかけるのは、保健体育教員として、当たり前のことだと思うのだが。

非医学的、非科学的、非常識な日本の教育者らが定めるルール。もう笑うしかない。科学技術立国に名乗りを挙げいている国であるのなら、もう少し教育や生徒指導にサイエンスを取り入れてみてもいいのでは?

ちなみに、教員がサングラスをかけているという理由で生徒が怖がるのなら、学校側は「他人を外見だけで判断するのはやめよう」と、教育者として、なぜ生徒にはっきりと言えなかったのか。マジョリティとは違う他者を排除することで「子供を守る」ことが成り立つのであるのなら、本来の教育の目的とは何なのか。たくさんの疑問が残る朝一のニューであった。

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