宝物の時間

木からぶらさがった手作りブランコが、近所の至るところにある。娘はどの通りにブランコがあって、どれがいけてるブランコか、どれが壊れかけかなど、近所のブランコ情報を完璧に頭に叩き入れている模様。私を次のブランコへ誘導しながら下校するという、ブランコナビゲーターのお役目を立派に果たしてくれている。

Walking home2
下校風景


それにしても徒歩15分の下校時間が1時間ほどかかる。始めの頃は、「さっさと帰るよ」とスタスタ歩いて帰宅していたが、最近は今だけと思い、のんびり付き合うことにしている。神戸の保育所時代は、会社終業後、娘のお迎えから、神戸御影周辺の地獄坂を自転車で帰宅、からのご飯作りからお風呂まで、すべての工程において、常時最短の動線を考えながら行動するという、目が回る程の過密スケジュールであった。(スーパーの買い物は昼休みに済ます。)

そう言えば、私も娘も、平日に外で意味もなくぶらぶらするなんていう時間を過ごしたことがなかったな。この時間は、もしかしたら宝物かもしれない、とハッと我に返る私であった。

あと3日で学校は夏休み。宿題なしのマッサラな2ヶ月半の夏休み。夏休みは毎日サマーキャンプ(キャンプと言っても宿泊はなく、公園やコミュニティセンター、フィールドトリップなど、アートからスポーツからアウトドアまでテーマに沿って様々な体験をするというアクティビティ)へ送り込むことにした。

娘はいろんな人と関わり合いながら、一皮も二皮も剥けて、成長するだろうな。面白いほどに、親の手を必要としなくなるのだろうな。そう思うと、自分はこれからの人生をどう生きてきたいのか?日々見つめ直すチャンスをもらった感じで、非常にありがたい。

それにしても、夏嫌いの私が、夏の到来をこんなにも待ちわびるとは。ポートランドの夏は本当に美しい。

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