アラフォーの成功体験

meatball spaghetti
チキンのミートボールを先日40個ほど作って冷凍した残りと、自家製トマトソース


2017年は、「人生初」と冠のつくチャレンジが多い私。海外移住、移民生活、運転免許、カレッジ入学、などなど目白押し。現在は家のペンキ塗りに「人生初」チャンレジ。

ここアメリカでは、日本のように「自分の歳を気にする文化」が存在しないため、各々、好きなことを好きなようにやっている。趣味、恋愛、勉強、仕事、友達、旅行、歳は関係ない。日本人によくある「もう私、歳だから、、、」っていうのは結局、何かに突き動かされる情熱がないだけの人の言い訳なのでは、と思う。

巷では、子供4人を東大に入れた母親が脚光を浴びているとか。佐藤ママと呼ばれる彼女の教育方針(子供の学校の忘れ物は全て親の責任とか、子どの授業内容を全て把握し、徹底的に勉強のスケジューリングをするなど)を読む限り、彼女の家庭内ではなんだか私には理解不能なことが行われているようだった。不可解すぎて、価値観が違いすぎて、どう意見していいものやらわからないのが正直なところ。

最近、彼女はメディアに引っ張りだこの様子で、先日、私も、朝日新聞に掲載されていた彼女のインタビュー記事を読んだ。断っておくが、私は彼女の子育て方法に全く興味もなく、ある意味寒気がするほどの嫌悪感を覚える人間のタイプなのだが、一つ面白いコメントがあった。

「失敗は必要ない。成功体験を積み重ねることで、人間は成長していく。」

人間の成長には「失敗と成功」両方必要なのは、ごく当たり前のことであり、彼女のコメントは非常に極端と言わざるを得ない。特に幼少の頃は、いろんな失敗を重ねて成長していくのが健全な精神を培うのに必要である。が、しかし、すでに中年の私の場合はどうだろう、と考えた。40を前にして新しいチャレンジを数々試みている私には、失敗を重ねることよりも、「成功体験を積み重ねることで成長する(自信をつける)」というのは、あながち間違っていない、のではないかと。

この年になると、若い時にみなぎる「根拠のない自信」はもうない。全くない。過去に、数々の失敗を犯している私。なので、新しいことへ挑戦する時は、コスパと周りの意見と自分の意見を編み込みながら、慎重に慎重に進んでいく。つまり、用意周到に計画して、チャレンジしているのに、それでも失敗したら、確実に凹む。失敗は必要ないとは言わないが、失敗を重ねるよりも、プチ成功体験を少しずつ重ねることが、次へのチャレンジのエネルギーをもたらしてくれる。亀みたいにノロノロとゆっくり進むけど、でも確実に前へ進んでいるという感覚が、自信をもたらしてくれる。若者みたいに、ぴょんぴょんジャンプしながらスピーディーに前へ進めないアラフォーなのである。

したがって、「失敗よりも成功体験を重ねることで、成長する」という佐藤ママセオリーは、私の子供ではなく、私自身にぴったり当てはまっているではないか?!全く理解できない彼女の教育方針の中で、たった一つ、とってもごくわずかな部分で共有できる価値観を見つけた。(自分勝手な解釈かもしれない、ことは十分承知のうえ。)ありがとう佐藤ママ。やはり人間、どこかでわかりあえるのだな、と希望が湧いた、新聞のインタビューであった。

先日、意を決して、一人でペンキを買いに行った。ノロノロ運転しながらも、10キロ先のホームセンターに到着したら、わずかながら自信がついた。プチ成功体験万歳。

0 Comments

Leave a comment